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改良型撹拌羽根で残量低減をさらに実現!ペール缶直結グリースポンプKSP820-Z

改良型撹拌羽根で残量低減をさらに実現!ペール缶直結グリースポンプKSP820-Z

広和の代表製品であるペール缶直結グリースポンプKSP820に、新たに改良型撹拌羽根を搭載したモデルが登場しました。
これにより、ペール缶内に残るグリース量を従来以上に低減し、作業効率アップとコスト削減を実現します。
本記事では、KSP820の特徴と新しい撹拌羽根の改良点を詳しくご紹介します。

 


KSP820の主な特徴3つ

  • 撹拌羽根
    ペール缶直結タイプは上部からグリースを吸い込む構造のため、缶内にグリースが残る課題があります。
    一般的にはフォロワープレートで残量を低減しますが、交換時の取り外しが煩雑です。
    KSP820は撹拌羽根を採用し、グリースを撹拌しながら吸い込むことで残量を減らし、交換作業も容易に行えます。
  • 昇降装置
    ペール缶に設置した上蓋を昇降させる必要がありますが、KSP820はラックピニオン式の昇降装置を搭載。
    モーターを乗せた重量のある上蓋も片手で簡単に昇降できます。
    撹拌羽根との組み合わせにより、ペール缶の交換作業を大幅に効率化しました。
  • ダブルプランジャ
    通常のグリースポンプには逆止機能が付いていますが、本製品は二重のプランジャ構造を採用。
    グリースの吐出と逆流防止を連動して行うため、異物の噛み込みがあっても能力を失いにくい設計です。
    充填不要で異物混入のリスクを抑えながら、安定した運転を実現します。

 

<詳しくは以下の製品ページをご参照ください>

 


改良型撹拌羽根の特徴と従来品との違い

従来の撹拌羽根は高い評価をいただいていましたが、環境によってはフォロワープレートに比べて残量が多くなるケースがありました。
そこで構造を一から見直し、さらなる残量低減が可能な改良型撹拌羽根を新開発しました。

新しい撹拌羽根は、ペール缶の底に残るグリースをサクション部分にかき寄せる形状を採用。
その結果、グリース残量を従来比で大幅に低減することに成功しました。

改良型攪拌羽根の特徴、従来型と改良型の比較

 


まとめ|KSP820-Zでさらに効率化を

今回の改良型撹拌羽根は従来型と並行して販売されます。
新モデルはKSP820-Z(型式末尾Z)として展開。初めて導入される方はもちろん、既存のKSP820をご利用中のお客様も改造による取り付けが可能です。

「グリース残量を減らしたい」「交換作業をもっと楽にしたい」とお考えの現場に最適なソリューション。
ぜひこの機会に、広和のペール缶直結グリースポンプをさらに進化させる改良型撹拌羽根をご体験ください。

 

<以下のリンクからカタログをダウンロードできます>

 

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